団体旅行における貸切バスの持つ優位性

旅行で利用する交通手段と言えば自動車、貸切バス、路線バス、電車など様々です。それぞれにメリットとデメリットがあり、旅行の内容や趣旨により適している交通手段は異なります。車は4名程度の少人数の旅行においては自由に動けるため適しています。路線バスや電車は学生などの格安旅行や一人旅に向いています。旅行の時間の多くは移動に費やされるため、思い出に残る旅行を企画するためにはその旅行に適した交通手段を選ぶことが大切なのです。

貸切バスが適している旅行は会社の社員旅行やサークルの合宿など11人以上の団体旅行です。11名以下のときはバンなどを利用することができますが、11人以上の団体の場合、普通自動車運転免許で運転可能な自動車の定員が最大10人のため一つの車で行動することができません。そのため、大型車の免許を持っていない多くの人が一緒に旅行をしようとすると、バスや鉄道などの公共交通機関を利用する必要がでてくるのです。この点、11名以上の団体旅行に適しているのは貸切バスです。その理由は3つあります。一つはバスの乗客が全員知り合いであるため、他人に気を使う必要が無い点です。人間は他人がいると警戒心が生まれくつろぐことができません。移動中に他人に注意を払うことなくリラックスできることは旅行を楽しむ上で大きなメリットです。

二つめは移動中にレクレーションや会話を楽しめる点です。多くの団体旅行では社員やサークル員同士の親睦を深めることを目的としており、移動中にもレクレーションや会話により親睦の機会が与えられることは旅行の目的に合致しています。旅行において大きな時間を占めている移動がつまらないと、その旅行もつまらないものになってしまいます。三つ目は幹事の仕事量の低減です。公共交通機関を15名程度の団体旅行で利用すると、幹事は常に時刻表のことを考えてスケジュールを管理する必要があり大変です。せっかくの旅行なので、幹事も含めた参加者全員が楽しむことが大切です。幹事の負担を減らすことは全員が楽しむことができる旅行を企画する上で重要なのです。

このように11人以上の団体旅行においては、一般的に他の交通手段より貸切バスが適していると考えられます。貸切バスは利用したことのない人にはハードルが高いように感じられるかもしれませんが、実際に利用すれば簡単に予約できますしメリットも大きいです。利用料金もリーズナブルであり、電車と違って最寄り駅から観光地まで移動の際にタクシーなどに乗り継ぐこともありませんので、あらかじめ予算が決まっていることで参加費が明確にもなります。